エプソンのプリンターを使うなら、月額制のReadyPrintと本体を購入する方法のどちらがお得なのでしょうか。
ReadyPrintは2026年10月1日に始まった、プリンター本体・インク・故障時サポートを月額料金で利用できるサービスです。
初期費用を抑えられる一方、毎月料金が発生するため、長く使うなら購入した方が安くなるケースもあります。
結論からいうと、初期費用を抑えてインク管理も任せたいならReadyPrint、好きな機種を選んで長く使いたいなら購入がおすすめです。
まずは違いをまとめました。
- ReadyPrint:月額1,100円から利用でき、本体購入費用と追加インク購入の負担を抑えられる
- プリンター購入:本体代が必要だが、月額契約は不要
- 印刷枚数:ReadyPrintには月ごとの上限があり、超過すると追加料金が発生
- 解約:ReadyPrintは最低1年間の利用が必要で、期間内の解約には費用がかかる
- 所有権:購入したプリンターは自分のもの。ReadyPrintは原則として貸与品
この記事では、エプソン公式の料金・利用規約をもとに、ReadyPrintとプリンター購入の違いを比較します。
1年・3年・5年間の料金シミュレーションも紹介するので、自分の印刷枚数に合う方法を選んでくださいね。
▼ 月額契約なしで長く使いたい方は、EW-M638Tの現在価格をチェック!
- エプソンReadyPrintとプリンター購入の違いを比較
- ReadyPrintの月額料金はいくら?A4・A3のプランを比較
- ReadyPrintとプリンター購入はどっちが安い?1年・3年・5年で比較
- ReadyPrintのインク代は本当に無料?追加料金がかかるケース
- ReadyPrintの解約条件は?1年以内の解約金を計算
- ReadyPrintのデメリットは?購入前に確認したい注意点
- ReadyPrintがおすすめな人・プリンター購入がおすすめな人
- エプソンのプリンターを購入するならどれがいい?
- ReadyPrintとプリンター購入についてよくある質問
- まとめ|ReadyPrintとプリンター購入は使う年数・印刷枚数で選ぼう
エプソンReadyPrintとプリンター購入の違いを比較
ReadyPrintとプリンター購入では、お金のかかり方だけでなく、インクの管理方法や解約後の扱いも異なります。
| 比較項目 | ReadyPrint | プリンター購入 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 無料 | 本体購入費用 |
| 毎月の料金 | 1,100円~ | 契約による固定費なし |
| インク代 | 月額料金に含む | 別途購入 |
| インク配送 | 自動配送 | 自分で購入 |
| 印刷枚数制限 | プランごとに設定 | 契約上の枚数制限なし |
| 故障時 | 通常利用による故障は交換対応 | 保証・修理条件による |
| 機種の選択 | 対象機種のみ | 幅広い機種から選べる |
| 最低利用期間 | 1年間 | なし |
| 途中解約 | 解約金などが発生する場合あり | 不要 |
| 本体の所有 | 原則貸与 | 購入者 |
ReadyPrintのメリットは、プリンター購入時のまとまった出費を避けられることです。
インクの自動配送や通常利用による故障時の交換対応も含まれるため、管理の手間を減らしたい方にも向いています。
一方、購入なら月額料金を払い続ける必要がありません。
写真印刷にこだわりたい場合や、使いたい機種が決まっている場合にも購入が向いています。
ReadyPrintの月額料金はいくら?A4・A3のプランを比較
ReadyPrintには、A4カラー複合機とA3カラー複合機のプランがあります。
2026年10月時点の公式料金は次のとおりです。
A4カラー複合機の月額料金
| 月間印刷枚数 | 月額料金(税込) | 1年間の料金 |
|---|---|---|
| 50枚 | 1,100円 | 13,200円 |
| 100枚 | 1,900円 | 22,800円 |
| 300枚 | 2,300円 | 27,600円 |
| 500枚 | 2,700円 | 32,400円 |
A4プランで利用するプリンターは、ReadyPrint専用型番のTEWM638Tです。
販売モデルのEW-M638Tに相当する機種で、プリント・コピー・スキャンに対応しています。
家庭で月50枚程度なら月額1,100円、月300枚程度なら月額2,300円が目安になります。
A3カラー複合機の月額料金
| 月間印刷枚数 | 月額料金(税込) | 1年間の料金 |
|---|---|---|
| 100枚 | 2,500円 | 30,000円 |
| 300枚 | 2,900円 | 34,800円 |
| 500枚 | 3,300円 | 39,600円 |
A3プランの対象機種はTEWM5610FTです。
A3印刷に加えて、A4のコピー・スキャン・ファクスに対応しています。
A3サイズの資料や仕事用の書類を印刷したい方はこちらが候補になります。
なお、A4プランからA3プランへ直接変更することはできません。
機種を変更する場合は、現在の契約を解約して新たに申し込む必要があります。
ReadyPrintとプリンター購入はどっちが安い?1年・3年・5年で比較
ReadyPrintがお得かどうかは、使う年数と印刷枚数によって変わります。
まずはReadyPrintの月額料金を、1年・3年・5年間で計算してみましょう。
ReadyPrintの利用期間別料金
| A4プラン | 1年間 | 3年間 | 5年間 |
|---|---|---|---|
| 50枚/月 | 13,200円 | 39,600円 | 66,000円 |
| 100枚/月 | 22,800円 | 68,400円 | 114,000円 |
| 300枚/月 | 27,600円 | 82,800円 | 138,000円 |
| 500枚/月 | 32,400円 | 97,200円 | 162,000円 |
※同じプランを継続し、超過料金やその他の追加費用が発生しない場合の計算です。
例えば月50枚プランなら、1年間で13,200円、3年間で39,600円、5年間で66,000円になります。
ReadyPrintでは、この金額にプリンター本体の利用とインクの提供、通常利用による故障時の交換対応が含まれます。
一方、プリンターを購入した場合の総額は、次のように考えます。
購入総額=本体価格+使用期間中のインク代+必要に応じた修理・消耗品代
用紙代はReadyPrintにも購入にも必要なので、同じ条件で比較する場合は別に考えます。
本体2万円のプリンターを購入した場合
ここでは分かりやすく、本体価格20,000円のプリンターを購入したと仮定します。
ReadyPrintのA4・50枚プランと比べると、次のようになります。
| 利用期間 | ReadyPrint | 購入した場合 |
|---|---|---|
| 1年間 | 13,200円 | 20,000円+インク代など |
| 3年間 | 39,600円 | 20,000円+3年分のインク代など |
| 5年間 | 66,000円 | 20,000円+5年分のインク代など |
※20,000円は比較用の仮定価格であり、特定商品の販売価格ではありません。
1年間ではReadyPrintの方が初期負担を抑えやすいことが分かります。
3年間になると、購入したプリンターのインク代などが19,600円未満なら、購入の方が安くなります。
5年間では、インク代などが46,000円未満なら、購入の方が安くなる計算です。
つまり、印刷枚数が少なく、同じプリンターを長く使う場合は購入が有利になる可能性があります。
反対に、インクの購入頻度が高い方や、故障時の出費を避けたい方にはReadyPrintのメリットがあります。
毎月300枚印刷するならどっち?
学校の学習プリントや仕事の資料などで、毎月300枚程度印刷する場合も考えてみましょう。
ReadyPrintのA4・300枚プランは月額2,300円です。
1年間で27,600円、3年間で82,800円、5年間で138,000円になります。
購入した場合は、使用するプリンターのインク代が重要です。
印刷コストが低いエコタンク搭載モデルなら、印刷枚数が多くても購入の方が安くなる場合があります。
比較するときは、本体価格だけでなく、メーカー公表のA4文書印刷コストも確認しましょう。
プリンターを購入する場合は、毎月の印刷枚数によってエコタンクとカートリッジ式のどちらがお得になるかも変わります。
\ 月50枚・100枚・300枚で元が取れるか比較 /
エコタンクプリンターは月何枚からお得?50枚・100枚・300枚で元が取れるか比較
▼ エプソンのエコタンク搭載プリンターの価格をチェック!
ReadyPrintのインク代は本当に無料?追加料金がかかるケース
ReadyPrintでは、インク代が月額料金に含まれています。
利用状況に応じてインクが自動配送されるため、自分でインクを注文する手間を減らせます。
ただし、何枚印刷しても月額料金だけで済むわけではありません。
印刷枚数を超えると1枚11円または22円
ReadyPrintでは、契約した月間印刷枚数を超えると追加料金が発生します。
| プラン | 超過料金(税込) |
|---|---|
| A4・50枚/月 | 1枚22円 |
| その他のプラン | 1枚11円 |
例えばA4・50枚プランで、繰り越し枚数がない状態で80枚印刷した場合は、30枚分の超過料金が発生します。
30枚×22円=660円なので、月額1,100円と合わせて1,760円です。
同じ80枚を毎月印刷するなら、月額1,900円の100枚プランと比較して選ぶとよいでしょう。
印刷枚数はカラーもモノクロもカウントされる
ReadyPrintの印刷枚数は、コピーやプリンターなどで出力した枚数をもとに計算されます。
A4以下の片面印刷は1枚、両面印刷は2枚としてカウントされます。
A3サイズの片面印刷は2枚、両面印刷は4枚です。
そのため、両面印刷にしても、契約上の印刷枚数が半分になるわけではありません。
月間の印刷枚数を見積もるときは、この数え方にも注意してください。
余った印刷枚数は翌月に繰り越せる
ReadyPrintでは、当月に使い切れなかった印刷枚数を翌月へ繰り越せます。
例えば月100枚プランで、ある月の印刷が少なかった場合、未使用枚数を翌月に回せます。
ただし、プラン変更を行った場合は、未使用枚数を繰り越せません。
毎月の印刷枚数にばらつきがある方は、繰り越しの条件も確認しておきましょう。
ReadyPrintの解約条件は?1年以内の解約金を計算
ReadyPrintで特に確認しておきたいのが、最低利用期間と解約時の費用です。
最低利用期間は契約開始日から1年間です。
1年以内に解約すると、残りの利用期間に応じた解約金と事務手数料が発生します。
最低利用期間内の解約金はいくら?
エプソン公式の計算式は次のとおりです。
解約金=月額利用料金×(12か月-支払済みの利用月数)
さらに、事務手数料として2,000円(税込)がかかります。
月額1,100円の50枚プランを変更せず利用した場合の例を見てみましょう。
| 支払済み月数 | 解約金 | 事務手数料込み |
|---|---|---|
| 3か月 | 9,900円 | 11,900円 |
| 6か月 | 6,600円 | 8,600円 |
| 9か月 | 3,300円 | 5,300円 |
※同じ月額プランを継続した場合の計算例です。プラン変更をした場合は、契約期間中の平均月額料金をもとに解約金が計算されます。
例えば6か月利用して解約すると、解約金6,600円と事務手数料2,000円で、合計8,600円が必要です。
すでに支払った6か月分の6,600円も含めると、総支払額は15,200円になります。
数か月だけ使いたい方には、ReadyPrintは向いていない可能性があります。
1年間使った後なら解約金はかからない
最低利用期間が終了した後は、解約金と事務手数料は発生しません。
ただし、自動的に契約が終了するわけではありません。
解約手続きをしなければ、1か月単位で契約が更新されます。
利用をやめたい場合は、マイページから解約手続きを行いましょう。
解約後はプリンターを返却する必要がある
ReadyPrintのプリンターは購入品ではなく、貸与品です。
原則として、契約終了後は本体と対象の消耗品を返却する必要があります。
利用規約では、解約日から2週間以内の返却が定められています。
なお、5年以上継続利用した場合は、所定の条件を満たすと契約終了時にプリンターの譲渡を受けられる場合があります。
5年間使えば必ず自分のものになるわけではないため、契約時の条件を確認してください。
ReadyPrintのデメリットは?購入前に確認したい注意点
ReadyPrintは便利なサービスですが、利用する前に知っておきたい注意点もあります。
プリンターを常にインターネットへ接続する必要がある
ReadyPrintでは、インクの利用状況などを把握するため、プリンターを常時インターネットに接続する必要があります。
インターネット接続ができない環境では、サービスを利用できません。
自宅のWi-Fi環境が安定しているかも確認しておきましょう。
好きなプリンターを選べない
ReadyPrintで利用できるのは、サービス対象の機種です。
エプソンのすべてのプリンターを月額料金で利用できるわけではありません。
写真印刷にこだわりたい方や、コンパクトなプリンターが欲しい方は、通常購入の方が選択肢が広がります。
短期間の利用には向かない
ReadyPrintには最低1年間の利用期間があります。
入学準備の数か月だけ使いたい場合などは、途中解約の費用も考える必要があります。
使う期間が短いと分かっているなら、購入やコンビニ印刷なども比較するとよいでしょう。
用紙代は別に必要
ReadyPrintの月額料金には、プリンター本体の利用やインク代などが含まれます。
一方、印刷用紙はサービスに含まれていません。
コピー用紙や写真用紙は、自分で用意する必要があります。
ReadyPrintがおすすめな人・プリンター購入がおすすめな人
ReadyPrintがおすすめな人
- プリンター購入時の初期費用を抑えたい
- 毎月ある程度の枚数を印刷する
- インクを買いに行く手間を減らしたい
- 故障時の交換サポートを重視する
- 1年以上継続して利用する予定がある
- 対象機種の機能で十分
ReadyPrintは、インクの管理や故障時の対応までまとめて任せたい方に向いています。
毎月の印刷枚数がある程度決まっている家庭なら、予算を管理しやすいのもメリットです。
プリンター購入がおすすめな人
- 同じプリンターを長く使いたい
- 毎月の固定費を増やしたくない
- 印刷する月としない月の差が大きい
- 写真印刷の画質や機能にこだわりたい
- 好きなメーカー・型番を選びたい
- 最低利用期間や解約金を気にせず使いたい
購入なら、必要な機能に合わせて幅広いプリンターから選べます。
特に、印刷枚数が少ない方や長期間使う予定の方は、購入した場合の総額も確認しておくと安心です。
▼ 月額契約なしで使えるエプソンのプリンターをチェック!
エプソンのプリンターを購入するならどれがいい?
ReadyPrintではなく購入を選ぶ場合は、何を印刷することが多いかで機種を選びましょう。
写真印刷を重視するなら6色インクのカラリオ
家族写真や旅行の写真を印刷する機会が多いなら、6色インクのカラリオシリーズが候補になります。
新型EP-889Aと型落ちEP-887Aは、Wi-Fiの対応周波数や付属品などに違いがあります。
どちらを買うべきか迷っている方は、こちらの記事も参考にしてください。
\ 新型と型落ちの価格差・インク代を比較 /
EP-889AとEP-887Aの違いは?Wi-Fi・インク代・旧型で十分か比較
▼ 写真印刷向けのEP-889Aの楽天価格をチェック!
▼ 型落ちEP-887Aの新品価格を確認!
文書をたくさん印刷するならエコタンク搭載モデル
学校のプリントや仕事の資料を大量に印刷するなら、エコタンク搭載モデルもおすすめです。
本体価格だけでなく、A4文書1枚あたりの印刷コストを比較しましょう。
ReadyPrintと同じように印刷枚数が多い家庭でも、長期間使うなら購入の方が安くなる場合があります。
▼ 大量印刷向けのエコタンク搭載モデルをチェック!
ReadyPrintとプリンター購入についてよくある質問
ReadyPrintは月額1,100円だけで使える?
A4カラー複合機の50枚プランなら、月額1,100円(税込)で利用できます。
ただし、月間印刷上限を超えると超過料金が発生します。
用紙代も別途必要です。
ReadyPrintはインクを何本使っても無料?
インクは月額料金に含まれており、利用状況に応じて自動配送されます。
ただし、印刷枚数には契約プランごとの上限があります。
何枚印刷しても追加料金がかからないサービスではありません。
ReadyPrintは途中でプラン変更できる?
同じ機種のプラン内であれば、月間印刷上限枚数の異なるプランへ変更できます。
変更後の料金は次回請求期間の開始日から適用されます。
A4プランとA3プランの間では直接変更できません。
ReadyPrintは1年後に自動解約される?
いいえ。最低利用期間が終わっても自動解約にはなりません。
解約手続きをしない場合は、1か月単位で契約が更新されます。
ReadyPrintは5年間使うとプリンターをもらえる?
5年以上継続利用した場合、所定の条件を満たせば契約終了時にプリンターの譲渡を受けられる場合があります。
必ず譲渡されるわけではないため、申し込み時の利用規約を確認してください。
まとめ|ReadyPrintとプリンター購入は使う年数・印刷枚数で選ぼう
エプソンReadyPrintとプリンター購入は、初期費用・インク代・契約条件が大きく異なります。
ReadyPrintは月額1,100円から利用でき、インクの自動配送や通常利用による故障時の交換対応が含まれます。
一方、購入は本体代とインク代が必要ですが、月額料金や最低利用期間を気にせず使えます。
初期費用と管理の手間を抑えたいならReadyPrint、長く使って総額を抑えたいならプリンター購入を検討するのがおすすめです。
ReadyPrintを選ぶ場合は、月間印刷枚数・超過料金・1年間の最低利用期間を確認しておきましょう。
購入する場合は、使いたい機種の本体価格と印刷コストを合わせて比較してくださいね。
▼ 月額契約なしで使えるエプソンのプリンターをチェック!
▼ インク代を抑えたい方はエコタンク搭載モデルも確認!
