ダイニチの石油ファンヒーター「FW-3726SGX」と「FW-3726GR」。どちらも木造10畳まで対応していますが、価格には差があります。
同じ広さの部屋を暖められるなら、安いFW-3726GRで十分なのか、それとも上位モデルのFW-3726SGXを選ぶべきなのか迷いますよね。
温風の届き方や人の動きに合わせた省エネを重視するならFW-3726SGX、基本の暖房性能と価格のバランスを重視するならFW-3726GRがおすすめです。
2機種は暖房出力・対応畳数・35秒着火・9Lタンクが共通しています。
この記事では、FW-3726SGXとFW-3726GRの違いを公式仕様で比較し、暖かさ・灯油代・電気代・給油・お手入れ・価格差から、どちらを選ぶべきか紹介します。
▼ 温風の広がりと省エネ機能で選ぶならFW-3726SGXの価格をチェック
▼ 同じ暖房能力で価格を抑えるならFW-3726GRをチェック
- FW-3726SGXとFW-3726GRはどっちがおすすめ?
- FW-3726SGXとFW-3726GRの違いを比較表でチェック
- 違い① SGXは快温トリプルフラップで温風を広く届ける
- 違い② Wエコプラスとecoおまかせモードプラス
- FW-3726SGXは灯油代で価格差の元が取れる?
- 違い③ 液晶と操作パネルの見やすさ
- 違い④ サイズ・重さ・カラー
- 暖房能力・着火時間・運転音は同じ?
- 給油とフィルター掃除はGRでもラク?
- FW-3726SGXとFW-3726GRの価格差はいくら?
- FW-3726SGXがおすすめな人
- FW-3726GRがおすすめな人
- FW-3726SGXとFW-3726GRのよくある質問
- まとめ|FW-3726SGXとFW-3726GRは温風の広がりと省エネ機能で選ぼう
FW-3726SGXとFW-3726GRはどっちがおすすめ?
最初に、使い方に合わせたおすすめをまとめました。
| 重視すること | おすすめ |
|---|---|
| 暖房出力の大きさ | どちらも同じ |
| 木造10畳までの暖房 | どちらも対応 |
| 温風を広く届けたい | FW-3726SGX |
| 人感センサーで省エネしたい | FW-3726SGX |
| 暗い場所での表示の見やすさ | FW-3726SGX |
| 購入価格を抑えたい | FW-3726GR |
| 設置時の奥行を抑えたい | FW-3726GR |
| 給油のしやすさ | どちらも共通 |
| フィルター掃除 | どちらも共通 |
FW-3726SGXは、リビングなどで長時間使い、暖かい空気の広がりや省エネ機能にこだわりたい家庭に向いています。
FW-3726GRは、同じ暖房能力を備えながら購入費用を抑えたい人におすすめです。
FW-3726SGXとFW-3726GRの違いを比較表でチェック
まずは公式仕様を一覧で比較しましょう。
| 比較項目 | FW-3726SGX | FW-3726GR |
|---|---|---|
| シリーズ | SGXタイプ | GRタイプ |
| 発売年 | 2026年 | 2026年 |
| 木造の目安 | 10畳まで | 10畳まで |
| コンクリートの目安 | 13畳まで | 13畳まで |
| 暖房出力 | 3.70~0.74kW | 3.70~0.74kW |
| 着火時間 | 35秒 | 35秒 |
| タンク容量 | 9.0L | 9.0L |
| 快温トリプルフラップ | あり | なし |
| スイング機能 | あり | なし |
| 省エネ機能 | Wエコプラス | ecoおまかせモードプラス |
| 人の動きを検知する省エネセンサー | あり | なし |
| 液晶 | 大型白色バックライト液晶 | 大型オレンジ液晶 |
| 減光セレクト | あり | なし |
| 給油タンク | 9L・ワンタッチ汚れんキャップ | 9L・ワンタッチ汚れんキャップ |
| フィルター掃除 | かんたんフィルタークリーナー | かんたんフィルタークリーナー |
| 運転音 | 37~25dB | 37~25dB |
| 本体サイズ | 高さ445×幅438×奥行401mm | 高さ445×幅438×奥行385mm |
| 重量 | 12.8kg | 12.2kg |
| カラー | プレミアムマットホワイト・ストーンブラック | スノーホワイト |
※メーカー公式の2026年モデル仕様に基づく比較です。
大きな違いは、温風を広げるフラップ、人感センサーを使った省エネ、操作画面、サイズと価格です。
暖房出力そのものは同じなので、上位モデルだから必ず強い火力で暖められるわけではありません。
違い① SGXは快温トリプルフラップで温風を広く届ける
FW-3726SGXの大きな特徴は、3枚のフラップが動く「快温トリプルフラップ」です。
燃焼量に応じてフラップの角度を調整し、温風を遠くまで届けやすくする仕組みです。
さらにスイング機能を使えば、フラップが上下に動いて温風を広げます。
部屋の一部だけが暖かくなるのを避けたい人や、少し離れた場所でも暖かさを感じたい人には魅力的です。
ダイニチは、従来の固定ルーバ機種との比較試験で、温風の到達距離と床面の暖かいエリアがそれぞれ約30%広がったと説明しています。
ただし、この数値はメーカー指定条件での比較結果です。FW-3726GRとの直接比較で30%の差が確認されたという意味ではありません。
SGXのフラップが向いている部屋
- リビングなど人が複数の場所で過ごす部屋
- ファンヒーターから少し離れた場所も暖めたい部屋
- 温風が一か所に集中するのを避けたい部屋
- 床付近の暖かさを重視したい部屋
一方、暖房する場所が比較的コンパクトで、温風を広げる機能を特に必要としないなら、FW-3726GRでも十分な場合があります。
違い② Wエコプラスとecoおまかせモードプラス
省エネ機能にも違いがあります。
FW-3726SGXは「Wエコプラス」、FW-3726GRは「ecoおまかせモードプラス」を搭載しています。
GRも室温に合わせて省エネできる
FW-3726GRのecoおまかせモードプラスは、室温の変化に合わせて燃焼量を自動調整する機能です。
設定温度より室温が上がると、一時的に消火する仕組みも備えています。
つまり、FW-3726GRにも省エネ機能があり、灯油を使い続けるだけのシンプルな運転ではありません。
SGXは人の動きも検知する
FW-3726SGXのWエコプラスは、室温に合わせた制御に加えて、人の動きを検知する省エネセンサーを搭載しています。
長い時間部屋に人がいない場合などに、燃焼量を弱めたり運転を停止したりして、灯油の無駄を抑えます。
家族がリビングを出入りすることが多い家庭や、暖房をつけたまま別の部屋に移動しがちな家庭では便利です。
ただし、人感センサーは安全確認の代わりになる機能ではありません。外出時や就寝時には運転を停止してください。
FW-3726SGXは灯油代で価格差の元が取れる?
ここは購入前に特に確認したいポイントです。
ダイニチが公表している省エネ機能の試算では、次のような数値が示されています。
| 比較項目 | FW-3726SGX | FW-3726GR |
|---|---|---|
| 省エネ機能 | Wエコプラス | ecoおまかせモードプラス |
| 1シーズンの灯油節約量 | 72L | 48L |
| 1シーズンの節約金額の目安 | 約9,900円 | 約6,800円 |
※メーカー指定条件による試算です。節約金額には灯油代と電気代が含まれます。
この試算の節約金額を単純に引くと、SGXとGRの差は1シーズン約3,100円です。
ただし、これは実際に2機種を同じ家庭で使った場合の節約差を保証するものではありません。
メーカーの試算は、1シーズン1,900時間の暖房使用、灯油121円/L、電気代31円/kWhなどの条件を設定して計算されています。
SGXの人感センサーについても、一定時間センサーが作動する条件が設定されています。
実際には、部屋の広さや断熱性、設定温度、家族の動き、使用時間によって省エネ効果が変わります。
灯油代を重視して暖房器具を選ぶなら、電源を使わない石油ストーブも比較候補になります。対流型と反射型の暖まり方や灯油消費量、設置場所の違いを紹介しています。
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価格差7,700円なら何シーズンで回収できる?
楽天の販売掲載例では、FW-3726SGXが51,480円、FW-3726GRが43,780円で、差額は7,700円でした。
※調査時点の一販売店の掲載例です。価格や在庫は変動します。
仮にメーカーの節約金額の差である3,100円が毎シーズン生じるとすると、7,700円÷3,100円で約2.5シーズンになります。
ただし、これは試算上の金額を使った計算例で、実際に約2.5シーズンで元が取れるという予測ではありません。
在宅時間が長く、人感センサーが働く機会も多い家庭ではSGXの省エネ機能を活かしやすいでしょう。
一方、短時間の使用が中心なら、購入価格の安いGRのほうが家計に合う可能性があります。
違い③ 液晶と操作パネルの見やすさ
FW-3726SGXは大型白色バックライト液晶、FW-3726GRは大型オレンジ液晶を採用しています。
SGXはバックライトがあるため、暗めの部屋でも表示を確認しやすいのが特徴です。
また、SGXには減光セレクトがあり、表示の明るさを調整できます。
GRの大型オレンジ液晶は表示部自体が光るタイプではありません。
夜間に使うことが多い場合や、離れた場所から表示を確認したい場合は、SGXの表示機能が便利でしょう。
違い④ サイズ・重さ・カラー
設置スペースにも少し違いがあります。
| 項目 | FW-3726SGX | FW-3726GR |
|---|---|---|
| 高さ | 445mm | 445mm |
| 幅 | 438mm | 438mm |
| 奥行 | 401mm | 385mm |
| 重さ | 12.8kg | 12.2kg |
| カラー | ホワイト・ブラック | ホワイト |
FW-3726GRはSGXより奥行が16mm短く、重さも0.6kg軽くなっています。
大きな差ではありませんが、設置スペースに余裕がない場合は確認しておきたいポイントです。
なお、石油ファンヒーターは本体が置ければよいわけではありません。壁や家具、カーテンなどから取扱説明書で指定された距離を確保してください。
暖房能力・着火時間・運転音は同じ?
基本の暖房能力は同じです。
| 項目 | FW-3726SGX | FW-3726GR |
|---|---|---|
| 暖房出力 | 3.70~0.74kW | 3.70~0.74kW |
| 燃料消費量 | 0.360~0.072L/h | 0.360~0.072L/h |
| 燃焼継続時間 | 25~125時間 | 25~125時間 |
| 着火時間 | 35秒 | 35秒 |
| 運転音 | 37~25dB | 37~25dB |
どちらも木造10畳、コンクリート13畳までが暖房の目安です。
最大暖房出力が同じなので、SGXのほうが単純に大きな部屋を暖められるわけではありません。
違いは温風の届け方や運転制御にあります。
また、両機種とも35秒で着火し、秒速消臭システムプレミアムを搭載しています。
素早く暖めたい、消火時のニオイを抑えたいという目的なら、GRでも対応できます。
給油とフィルター掃除はGRでもラク?
給油のしやすさとフィルター掃除は、どちらも共通する機能が充実しています。
両機種とも9Lの大容量タンクと、ワンタッチ汚れんキャップを採用しています。
タンクにはWとってが付いているため、給油時に持ち運びやすい設計です。
また、8段階油量モニターで灯油の残量を確認できます。
フィルター掃除も、どちらも「かんたんフィルタークリーナー」に対応しています。
上位のSGXだけが給油や掃除をしやすいわけではないため、これらの機能が目的ならGRも有力です。
FW-3726SGXとFW-3726GRの価格差はいくら?
楽天の販売掲載例では、FW-3726SGXが51,480円、FW-3726GRが43,780円でした。
この例での差額は7,700円です。
ただし、販売店によって価格は異なり、セールやポイント還元でも実質負担額は変わります。
価格差を判断するときは、次のように考えると選びやすくなります。
| 価格差 | 判断の目安 |
|---|---|
| 5,000円程度 | 温風の広がりや省エネセンサーを使うならSGXを積極的に検討 |
| 8,000円程度 | 長時間使うリビングならSGX、価格重視ならGR |
| 1万円以上 | 追加機能が必要かを慎重に判断 |
※価格差ごとの判断は購入予算と機能を比較するための目安です。
SGXの快温トリプルフラップや省エネセンサーに価値を感じるなら、差額を払う理由があります。
一方、暖房能力と給油のしやすさを重視するなら、GRでも必要な機能は十分に備わっています。
▼ FW-3726SGXの現在の販売価格をチェック
▼ FW-3726GRの現在の販売価格をチェック
FW-3726SGXがおすすめな人
FW-3726SGXは、温風の広がりや人感センサーを使った省エネを重視する人におすすめです。
- リビングなどで長時間使う
- 部屋の広い範囲に温風を届けたい
- 足元の暖かさを重視したい
- 家族が部屋を出入りすることが多い
- 人感センサーによる省エネ機能を使いたい
- 白色バックライト液晶がよい
- ブラックの本体カラーを選びたい
特に、暖房を長時間使う家庭なら、SGXの追加機能を活かせる場面が多いでしょう。
▼ 快温トリプルフラップ搭載FW-3726SGXの価格をチェック
FW-3726GRがおすすめな人
FW-3726GRは、基本の暖房性能を重視しながら購入価格を抑えたい人におすすめです。
- 木造10畳までの部屋を暖めたい
- 35秒着火を使いたい
- 9Lタンクで給油回数を抑えたい
- ワンタッチ汚れんキャップがほしい
- フィルター掃除を簡単にしたい
- 人感センサーや動くフラップは必要ない
- 本体価格をできるだけ抑えたい
GRにも室温に合わせた省エネ機能があり、暖房出力や着火時間はSGXと同じです。
追加機能を使わないなら、GRを選ぶことで購入費用を抑えられます。
▼ 暖房性能と価格のバランスがよいFW-3726GRをチェック
FW-3726SGXとFW-3726GRのよくある質問
SGXのほうがGRより暖かい?
最大暖房出力はどちらも3.70kWで、対応畳数も同じです。
SGXは快温トリプルフラップによって温風を広く届けやすい設計ですが、最大火力がGRより大きいわけではありません。
SGXなら灯油代が必ず安くなる?
必ず安くなるとは限りません。
SGXは人の動きを検知する省エネセンサーを搭載していますが、実際の節約効果は部屋の使い方や暖房時間によって変わります。
GRにもエコモードはある?
はい。GRにもecoおまかせモードプラスが搭載されています。
室温の変化に合わせて燃焼量を調整し、一時消火する機能もあります。
どちらも9Lタンク?
はい。どちらも9Lタンクを搭載しています。
燃焼継続時間の仕様値も最大火力時25時間、最小火力時125時間で共通です。
子どもがいる家庭でも使える?
どちらもチャイルドロックや対震自動消火装置などを備えています。
ただし、温風吹出口や本体が熱くなるため、子どもが近づかないように注意が必要です。
チャイルドロックはやけどを防ぐ機能ではありません。必要に応じて適切なガードを使用し、換気や設置距離なども取扱説明書に従ってください。
まとめ|FW-3726SGXとFW-3726GRは温風の広がりと省エネ機能で選ぼう
FW-3726SGXとFW-3726GRの違いを比較しました。
暖房出力・対応畳数・着火時間・タンク容量は同じですが、SGXには動くフラップと人の動きを検知する省エネセンサーがあります。
| 選び方 | おすすめ |
|---|---|
| 温風を広く届けたい | FW-3726SGX |
| 人感センサーで省エネしたい | FW-3726SGX |
| 長時間使うリビング用 | FW-3726SGXが有力 |
| 暖房の基本性能を重視 | どちらも同じ |
| 購入価格を抑えたい | FW-3726GR |
| 給油や掃除のしやすさを重視 | どちらも共通 |
SGXは温風の届き方と省エネ機能が魅力ですが、GRも基本性能が充実したモデルです。
灯油代の節約効果は使い方によって変わるため、価格差を必ず回収できると考えるのではなく、追加機能が自分の生活に必要かどうかで選びましょう。
購入前には、楽天で両機種の最新価格とポイント還元を比較してみてくださいね♪
▼ 温風の広がりと省エネ機能を重視するならFW-3726SGXをチェック
▼ 同じ暖房能力で価格を抑えるならFW-3726GRをチェック

