ブラザーのDCP-J4250Nは、インク代の安さと印刷スピードが魅力のプリンターです。
でも、一般的な家庭用プリンターより本体価格が高めなので、「デメリットはない?」「写真もきれいに印刷できる?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
DCP-J4250Nは、文書をたくさん印刷する人にはおすすめですが、写真画質や静音性を重視する人には注意点があります。
購入前に確認したいデメリットは、次の6つです。
- 写真印刷は画質にこだわる人には物足りない可能性がある
- 印刷中の動作音が気になる場合がある
- 本体が大きめで設置場所を選ぶ
- 付属インクは大容量タイプではない
- FAXやA3印刷には対応していない
- 印刷枚数が少ない人は本体価格の元を取りにくい
一方、A4モノクロ文書は約0.8円、カラー文書は約4.1円と、メーカー公表の印刷コストは低めです。
この記事では、DCP-J4250Nのデメリットを中心に、インク代・写真印刷・口コミ・おすすめな人まで詳しく紹介します。
▼ 文書印刷が多い人に!DCP-J4250Nの本体価格と在庫をチェック
DCP-J4250Nのデメリット6つ!買う前に確認したい注意点
DCP-J4250Nは、ブラザーが2025年10月に発売した「ファーストタンク」シリーズのプリンターです。
古い機種ではありませんが、誰にでも使いやすい万能モデルというわけではありません。
まずは、購入後に後悔しないための注意点から確認しましょう。
①写真印刷のきれいさを重視する人には向かない場合がある
DCP-J4250Nは、4色すべてに顔料インクを採用しています。
文字やグラフをくっきり印刷しやすい一方、写真の色合いやグラデーションを重視する場合は、購入前に仕上がりを確認したい機種です。
マイベストの実機検証では、写真印刷のきれいさは5点満点中3.50点でした。
特に、写真の粒状感や暗い部分の階調表現に課題があると評価されています。
もちろん、写真を印刷できないわけではありません。
L判のフチなし写真印刷にも対応しており、メーカー公表のインク・用紙込みコストは約13.0円です。
学校の資料に写真を入れる程度なら候補になりますが、旅行写真や子どもの写真を高画質で残したい方は、写真印刷向けの機種とも比較すると安心です。
②印刷中の動作音が大きく感じられることがある
DCP-J4250Nは印刷速度が速い反面、動作音が気になるという評価があります。
マイベストの検証では、印刷中の動作音は約69.4dBと測定されています。
ブラザー公式の稼働音は約54dBAですが、測定方法や条件が異なるため、数値をそのまま比較することはできません。
購入者レビューでも、印刷スピードを評価する一方、機械音が気になるという声が見られました。
夜間に家族が寝ている部屋で使う場合や、静かな仕事部屋に置く場合は注意したいですね。
なお、静音モードは搭載されています。音が気になるときは、設定を変更して使う方法もあります。
③本体が大きめで置き場所を選ぶ
DCP-J4250Nの本体サイズは、幅435×奥行343×高さ180mmです。
重さも約8.9kgあるため、頻繁に持ち運ぶ使い方にはあまり向いていません。
購入者レビューには、以前使っていたプリンターより大きく、予定していた台に収まらなかったという声もありました。
設置するときは、本体サイズだけでなく、給紙や排紙、原稿台カバーを開けるスペースも必要です。
棚やプリンターラックに置く予定なら、購入前に寸法を測っておきましょう。
④付属インクは大容量のLC516XLではない
ここは、DCP-J4250Nを購入する前に特に確認したいポイントです。
ブラザーが案内している「ブラック約6,000ページ」「カラー約5,000ページ」は、大容量インクLC516XLシリーズを使用した場合の目安です。
本体に付属するのはスターターインクであり、大容量インクLC516XLではありません。
そのため、購入直後から6,000ページ印刷できると考えないようにしましょう。
たくさん印刷する予定がある方は、交換用インクの価格も含めて予算を考えるのがおすすめです。
⑤FAXやA3印刷には対応していない
DCP-J4250Nの基本機能は、プリント・コピー・スキャンです。
FAX機能は搭載されていません。
また、対応する印刷用紙は最大A4サイズで、A3印刷にも非対応です。
仕事でFAXを使う方や、A3の資料を印刷する方は、別の機種を選ぶ必要があります。
なお、USBフラッシュメモリーからのダイレクトプリントには対応していますが、SDカードから直接印刷する機能とは異なります。
⑥印刷枚数が少ない人は本体価格の元を取りにくい
DCP-J4250Nの強みは、インク1本でたくさん印刷できることです。
一方、月に数枚しか印刷しない方は、低い印刷コストの恩恵を感じにくい場合があります。
例えば、月10枚なら年間120枚、月20枚でも年間240枚です。
印刷枚数が少ない場合は、インク代の安さだけでなく、本体価格を含めた総費用で比較することが大切です。
また、インクジェットプリンターは、印刷していない間もメンテナンスでインクを消費することがあります。
たまにしか使わない方は、使用頻度に合った機種を選びましょう。
DCP-J4250Nのインク代は安い?月50枚・100枚・300枚で比較
DCP-J4250Nの大きな魅力は、印刷1枚あたりのインクコストです。
メーカー公表のA4文書印刷コストは、モノクロ約0.8円、カラー約4.1円となっています。
この数値を使って、月間印刷枚数ごとのインク代を計算しました。
| 月間印刷枚数 | モノクロ・月額 | カラー・月額 | カラー・年間 |
|---|---|---|---|
| 50枚 | 約40円 | 約205円 | 約2,460円 |
| 100枚 | 約80円 | 約410円 | 約4,920円 |
| 300枚 | 約240円 | 約1,230円 | 約14,760円 |
| 500枚 | 約400円 | 約2,050円 | 約24,600円 |
※メーカー公表の1枚あたりインクコストを使用した単純計算です。用紙代・本体価格・メンテナンス時のインク消費は含みません。
月50枚なら本体価格も重視したい
月50枚のカラー文書を印刷する場合、計算上のインク代は月約205円です。
ランニングコストは安いものの、年間600枚程度なら、本体価格が安い機種も比較したいところです。
印刷速度やADFが必要かどうかも含めて選ぶと、無駄のない買い物につながります。
月100枚ならインク代と便利機能のバランスが魅力
月100枚のカラー文書なら、計算上のインク代は約410円です。
学校のプリントや仕事の資料などを定期的に印刷する方には、低インクコストが魅力になります。
自動両面印刷やADFもあるため、印刷だけでなくコピー・スキャンの機会が多い家庭にも向いています。
月300枚以上なら大容量インクのメリットが大きい
月300枚のカラー文書を印刷する場合、インク代の計算値は月約1,230円です。
印刷枚数が多くなるほど、1枚あたりのインクコストが低い機種を選ぶメリットが大きくなります。
ブラザー公式も、A4カラー文書を月300ページ印刷する条件を用いて、大容量インクの交換頻度の少なさを案内しています。
毎月まとまった枚数を印刷するなら、DCP-J4250Nは有力な候補になるでしょう。
エコタンク式とどっちがお得?
インク代を重視する方は、エプソンなどのエコタンク式プリンターとも比較したいですよね。
どちらがお得かは、本体価格・1枚あたりのインク代・年間印刷枚数によって変わります。
印刷枚数別の考え方は、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
\ 月何枚からエコタンクがお得になる? /
エコタンクプリンターは月何枚からお得?50枚・100枚・300枚で元が取れるか比較
プリンターを選ぶときは、購入後のインク代と写真印刷の仕上がりも確認しておきたいポイントです。
キヤノンのTS8930とXK140も、写真画質と印刷コストのどちらを重視するかで選び方が変わります。
\ キヤノンの写真画質とインク代も比較 /
TS8930とXK140の違いは?インク代・写真画質・年賀状ならどっちがおすすめ?
DCP-J4250Nの交換インクはLC516とLC516XL!違いは?
DCP-J4250Nに対応する純正インクは、LC516シリーズとLC516XLシリーズです。
違いは主に印刷可能枚数です。
| インク | ブラック | カラー各色 |
|---|---|---|
| LC516(通常) | 約1,000ページ | 約1,000ページ |
| LC516XL(大容量) | 約6,000ページ | 約5,000ページ |
※メーカー所定の測定条件による印刷可能枚数の目安です。実際の印刷枚数は使用状況で変わります。
印刷枚数が多い方は、交換回数を減らしやすい大容量タイプが便利です。
一方、印刷頻度が少ない方は、インクの購入価格や使い切れるかどうかも考えて選びましょう。
なお、DCP-J4250Nはインクボトルから補充する方式ではなく、カートリッジを交換するタイプです。
「ファーストタンク」という名前でも、エコタンク式と同じ補充方法ではない点は覚えておきたいですね。
▼ 印刷枚数が多い方は、純正LC516XL大容量インクの価格もチェック!
DCP-J4250Nの写真印刷はきれい?文書印刷との違い
DCP-J4250Nは、写真も文書も印刷できるA4インクジェット複合機です。
ただし、メーカーが重視しているのは、小さな文字やカラーグラフをくっきり印刷することです。
文書やグラフの印刷に向いている
全色顔料インクを採用しているため、文字や線が多い資料を印刷したい方に向いています。
学校のプリント、仕事の書類、学習教材、表やグラフを含む資料などに使いやすい機種です。
カラー文書も約19ipmと高速なので、まとめて印刷する機会が多い方には便利でしょう。
写真画質を優先するなら実機の仕上がりを確認
マイベストの実機検証では、写真印刷の細かさや暗部の表現について厳しめの評価がありました。
一方、購入者の中には写真の仕上がりに満足している方もいます。
写真画質の満足度には個人差があるため、写真を中心に印刷する方は、家電量販店の印刷サンプルなどで確認すると安心です。
DCP-J4250Nで年賀状を印刷したい方は、顔料インクと染料インクの違いも確認しておきましょう。特に写真入り年賀状では、はがきの種類との相性が大切です。
\ 年賀状に向いているインクはどっち? /
年賀状は顔料インクと染料インクどっち?写真・文字・印刷コストを比較
DCP-J4250Nの口コミ・評判を調査
DCP-J4250Nの口コミでは、印刷速度やインクコストを評価する声が見られました。
一方、動作音や写真画質、本体サイズについては好みが分かれています。
悪い口コミで見られた内容
- 印刷時の機械音が気になる
- 写真の仕上がりは他の写真向けプリンターに及ばないと感じる
- 以前のプリンターより本体が大きかった
- 設置や初期設定に少し手間取った
ヨドバシの購入者レビューでは、印刷速度や紙送りを高く評価しながら、動作音と写真画質に不満を感じたという投稿がありました。
また、本体が以前の機種より大きく、置き場所を変更したという声も確認できます。
これらは個人の使用環境による感想なので、すべての人に当てはまるわけではありません。
良い口コミで評価されていた内容
- 印刷スピードが速い
- インク代を抑えやすい
- ADFで複数枚の原稿を読み取れる
- 文書印刷が使いやすい
- 自動両面印刷が便利
価格.comでは、印刷速度や印刷コストに対する評価が比較的高くなっています。
ヨドバシのレビューでも、印刷開始までの反応のよさや、複数枚の資料を扱いやすい点が評価されていました。
全体として、写真画質よりも文書印刷の実用性を重視する方から支持されている傾向が見られます。
DCP-J4250Nのメリット5つ!大量印刷に向いている理由
①モノクロ約0.8円・カラー約4.1円の低インクコスト
大容量インクを使った場合の印刷コストが低いため、文書をたくさん印刷する方に向いています。
特に、毎月まとまった枚数を印刷する家庭や仕事用に便利です。
②カラー約19ipm・モノクロ約20ipmの高速印刷
メーカー公表のA4普通紙印刷速度は、カラー約19ipm、モノクロ約20ipmです。
複数枚の資料をまとめて印刷するときも、待ち時間を抑えやすいでしょう。
③ADFで最大20枚の原稿をまとめて読み取れる
DCP-J4250Nは、最大20枚の普通紙をセットできるADFを搭載しています。
複数枚の書類をコピー・スキャンするときに、1枚ずつ原稿台へ置く手間を減らせます。
ただし、ADFの対応用紙や原稿の厚さには条件があります。
④自動両面印刷で用紙を節約しやすい
自動両面印刷に対応しているため、資料を両面に印刷できます。
対応するのは、A4・A5・B5サイズの普通紙です。
両面印刷する機会が多い方は、用紙の使用量を減らしやすいですね。
⑤有線LAN・無線LAN・スマホ印刷に対応
DCP-J4250Nは、有線LAN・無線LAN・USB接続に対応しています。
スマートフォンからの印刷にも対応しているため、家庭内で複数の端末から使いたい場合にも便利です。
2.7型のタッチパネル液晶も搭載しています。
DCP-J4250Nはどんな人におすすめ?
DCP-J4250Nがおすすめな人
- 学校や仕事の資料をたくさん印刷する人
- インク交換の回数を減らしたい人
- 文字やグラフをくっきり印刷したい人
- 自動両面印刷やADFを使いたい人
- 印刷速度とランニングコストを重視する人
毎月100~300枚程度の文書を印刷する方なら、候補に入れたい機種です。
特に、インク代だけでなく、印刷の速さやコピー・スキャンの便利さも重視する方に向いています。
▼ インク代と印刷スピードを重視するなら、DCP-J4250Nをチェック!
DCP-J4250Nをおすすめしない人
- 写真の色合いや画質を最優先する人
- 夜間に静かな部屋で印刷することが多い人
- 月に数枚しか印刷しない人
- A3印刷やFAXが必要な人
- 小型で軽いプリンターを探している人
写真中心なら写真印刷向けモデル、印刷枚数が少ないなら本体価格の安いモデルも比較するとよいでしょう。
DCP-J4250Nについてよくある質問
DCP-J4250Nは古い機種ですか?
いいえ。2025年10月に発売されたモデルです。
発売から長い年月が経った旧型というわけではありません。
DCP-J4250Nはインクを補充するタンク式ですか?
いいえ。大容量インクカートリッジを交換する方式です。
インクボトルから本体のタンクへ補充する方式とは異なります。
付属インクで6,000枚印刷できますか?
6,000ページは大容量ブラックインクLC516XLを使った場合のメーカー公表目安です。
本体に付属するスターターインクの印刷可能枚数とは異なります。
DCP-J4250Nで写真印刷はできますか?
はい。L判や2L判などの写真印刷に対応しています。
ただし、写真の仕上がりを最優先する場合は、写真印刷向けモデルとも比較するのがおすすめです。
純正インクの型番は何ですか?
LC516シリーズとLC516XLシリーズです。
大量印刷をする場合は、印刷可能枚数が多いLC516XLシリーズが候補になります。
まとめ|DCP-J4250Nは写真より文書印刷を重視する人におすすめ
DCP-J4250Nのデメリットとメリットを紹介しました。
購入前に確認したいのは、写真画質・動作音・本体サイズ・付属インクの種類です。
一方、A4モノクロ約0.8円、カラー約4.1円という印刷コストの安さや、約19~20ipmの印刷速度は大きな魅力です。
学校のプリントや仕事の資料をたくさん印刷するならDCP-J4250N、写真画質や静音性を優先するなら別の機種も比較するのがおすすめです。
毎月の印刷枚数と使い方を考えながら、自分に合ったプリンターを選んでくださいね♪
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