ヨコハマのSUV用スタッドレスタイヤを選ぶなら、新型「iceGUARD 8 SUV(IG81)」と旧型「iceGUARD SUV G075」のどちらがいいのでしょうか。
新型のIG81は、G075と比べて氷上性能が14%、雪上性能が4%、耐摩耗性能が11%向上しています。
凍結路面を走る機会が多いなら新型IG81、購入費用を抑えたいなら旧型G075が候補になります。
新型は性能面で進化していますが、旧型も現在販売されており、価格差によってはG075を選ぶメリットもあります。
この記事では、メーカー公式データをもとに氷上・雪上性能、摩耗寿命、価格差を比較し、どちらを選ぶべきか紹介します。
▼ 氷上性能を重視するなら新型IG81の販売価格をチェック!
▼ 購入費用を抑えたいなら旧型G075の価格も確認!
iceGUARD 8 SUVとG075の違いを比較
iceGUARD 8 SUV(IG81)は、G075より氷上・雪上性能が高く、摩耗にも強くなった新型モデルです。
まずは主な違いを一覧で比較してみましょう。
| 比較項目 | iceGUARD 8 SUV(IG81) | iceGUARD SUV G075 |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年9月 | 2016年9月 |
| 位置づけ | 新型 | 従来モデル |
| 氷上性能 | G075比14%向上 | 比較基準 |
| 雪上性能 | G075比4%向上 | 比較基準 |
| 耐摩耗性能 | G075比11%向上 | 比較基準 |
| ドライ性能 | G075比5%向上 | 比較基準 |
| ウェット性能 | G075と同等 | 比較基準 |
| ころがり抵抗 | G075比14%低減 | 比較基準 |
| 採用ゴム | 冬ピタ吸水ゴム SUV | スーパー吸水ゴム |
| 価格 | 新型のため高めの傾向 | 比較的安く購入できる場合がある |
※性能差は横浜ゴムが公表した指定条件での比較試験結果です。実際の走行性能や摩耗の進み方は、車種・タイヤサイズ・路面状況・使用方法などによって異なります。
大きな違いは、氷上性能の向上と摩耗しにくさです。
雪道だけでなく、朝晩の凍結路面や冬の高速道路も走る方なら、新型IG81の性能向上は購入を検討する理由になるでしょう。
氷上性能は新型IG81が14%向上
氷上性能を重視するなら、G075より14%向上した新型IG81が有利です。
横浜ゴムの公式発表では、IG81はG075と比較して氷上制動性能を14%向上させています。
氷上制動性能とは、凍結した路面でブレーキをかけたときに、どれだけ短い距離で止まれるかを示す性能です。
新型では、ゴムの吸水力と路面への密着性を高めることで、氷の上でグリップしやすい構造を目指しています。
冬ピタ吸水ゴム SUVで氷上のグリップ力を強化
IG81には、SUV専用に開発された「冬ピタ吸水ゴム SUV」が採用されています。
氷の表面にできる薄い水膜は、タイヤが滑る原因の一つです。
新型では吸水素材「水膜バスター」を高密度に配合し、G075より吸水量を3%向上させています。
さらに、メーカーの試験では氷とゴムの接触点を示す指標が61%増加しました。
この61%は制動性能そのものの向上率ではありません。実際の氷上制動性能の比較値は14%向上です。
G075も氷上性能を重視したスタッドレス
旧型G075にも、氷上性能を高める「スーパー吸水ゴム」が採用されています。
発売当時の横浜ゴムの試験では、さらに前のモデルであるGEOLANDAR I/T-Sに対して氷上制動性能が23%向上していました。
つまり、G075も氷上性能を重視して開発されたSUV用スタッドレスタイヤです。
新型との性能差を理解したうえで、走る場所や予算に合わせて選ぶことが大切ですね。
雪上性能・乾いた道路での走りはどう違う?
雪上性能とドライ性能も、新型IG81がG075を上回っています。
メーカー公表の比較では、雪上性能が4%、ドライ性能が5%向上しました。
新型では、雪をとらえる溝の形状やタイヤのブロック構造も見直されています。
| 構造の違い | IG81の改善内容 |
|---|---|
| 接地面積 | G075比3%増加 |
| ブロック剛性 | G075比16%増加 |
| 溝エッジ量 | G075比19%増加 |
雪の上では、タイヤの溝やブロックが雪をとらえる働きも重要です。
IG81はこうした部分も改良されているため、凍結路面だけでなく圧雪路面を走る方にも検討しやすいモデルです。
なお、ウェット性能についてはメーカー公表でG075と同等とされています。
寿命はどっちが長い?耐摩耗性能を比較
摩耗しにくさでは、新型IG81がG075より11%向上しています。
横浜ゴムが公表している推定摩耗寿命は、次のとおりです。
| モデル | 推定摩耗寿命 |
|---|---|
| iceGUARD 8 SUV(IG81) | 47,808km |
| iceGUARD SUV G075 | 43,067km |
| 差 | 4,741km |
新型はメーカーの試験条件で、約4,700km分長い推定摩耗寿命が示されています。
この数字は、一般道で8,551km走行した際の摩耗量から、残り溝1.6mmまでの走行距離を推定したものです。
47,808kmまで冬用タイヤとして使えることを保証する数字ではありません。
スタッドレスタイヤは、溝が残っていても冬用タイヤとしての使用限度を示すプラットホームが露出したら、積雪・凍結路面用として使えなくなります。
ゴムの硬化やひび割れ、偏摩耗なども交換判断に関わるため、走行距離だけで寿命を決めないようにしましょう。
4年後の氷上性能にも配慮されている
IG81は、ゴムの劣化を抑える配合によって、約4年後まで氷上摩擦力の低下を抑制する設計です。
G075も、約4年後の氷上グリップ力を考慮して開発されていました。
そのため、「新型だけが4年間使える」「旧型は4年で使えなくなる」という比較は正確ではありません。
どちらも実際の状態を点検しながら使う必要があります。
価格差はいくら?4本セットで比較
購入価格を重視するなら、同じタイヤサイズの4本セットで比較するのがおすすめです。
2026年10月に確認できた楽天市場の掲載例では、225/65R17の4本セットに次の価格差がありました。
| モデル | 4本セットの掲載価格例 |
|---|---|
| 新型IG81 | 90,040円 |
| 旧型G075 | 64,800円 |
| 差額 | 25,240円 |
※2026年10月の楽天市場掲載例。どちらも225/65R17のタイヤ単品4本セットです。新型は106T XL、旧型は102Tで、荷重指数などの仕様が異なります。価格・送料・在庫・製造年・取付費用などは購入時に確認してください。
この例では、旧型G075を選ぶと4本で約2万5,000円安く購入できます。
新型の氷上性能や耐摩耗性能に、その差額を払う価値があるかが判断のポイントです。
新型は何円差までならお得?
価格差に一律の正解はありませんが、使い方によって優先したい条件は変わります。
- 凍結路面を頻繁に走る:価格差だけでなく新型の氷上性能を重視
- 冬の走行距離が多い:新型の耐摩耗性能も比較材料にする
- 年に数回の降雪に備える:旧型の価格メリットも検討
- 予算が限られている:適合する新品タイヤを無理のない価格で選ぶ
耐摩耗性能が11%向上していても、購入価格が11%高くなるまで必ず元が取れる、というわけではありません。
冬用タイヤとしての使用限度や経年劣化によって、摩耗しきる前に交換することもあるためです。
また、タイヤ交換工賃や配送費、楽天ポイント還元まで含めると、実際の負担額が変わることもあります。
▼ 新型IG81の4本セット価格を確認してみる!
▼ 旧型G075の在庫と4本セット価格をチェック!
旧型G075を今から買っても大丈夫?
旧型G075も、車に適合する新品で状態に問題がなければ、購入候補になります。
G075は2016年に発売されたモデルですが、販売されているすべてのタイヤが2016年製という意味ではありません。
楽天市場では、2025年製や2026年製と表示されたG075の新品掲載も確認できました。
旧型を購入するときは、次の点をチェックしましょう。
- タイヤサイズが車に適合しているか
- 荷重指数・速度記号が適切か
- 製造年週が確認できるか
- 新品か中古品か
- 4本セットか1本価格か
- 送料・交換工賃が含まれているか
価格だけを見て注文すると、想定より古い製造年の商品だったり、交換工賃が別途必要だったりすることがあります。
購入前に商品説明を確認し、不明な点は販売店へ問い合わせておくと安心です。
iceGUARD 8 SUVとiceGUARD 8は同じ?
iceGUARD 8 SUVとiceGUARD 8は、名前が似ていますが同じ製品ではありません。
今回比較しているSUV用の新型は、パターンナンバーがIG81です。
一方、乗用車用のiceGUARD 8にはIG80というパターンナンバーが使われています。
| 商品名 | パターンナンバー |
|---|---|
| iceGUARD 8 SUV | IG81 |
| iceGUARD 8 | IG80 |
| iceGUARD SUV | G075 |
ネット通販では似た商品名が検索結果に並ぶことがあります。
新型SUV用を探しているなら、商品名に「SUV」「IG81」が含まれているかを確認しましょう。
iceGUARD 8 SUVとG075はどっちがおすすめ?
凍結路面での性能を重視するならIG81、初期費用を抑えたいならG075がおすすめです。
新型IG81がおすすめな人
- 朝晩の凍結路面を走る機会が多い
- スキー場や雪の多い地域へ出かける
- 冬の走行距離が多い
- 氷上性能と耐摩耗性能の両方を重視したい
- 新しいSUV専用設計を選びたい
IG81は氷上性能14%向上に加え、耐摩耗性能も11%向上しています。
雪道を走る機会が多い方なら、価格差を含めて検討する価値があるでしょう。
▼ 凍結路面への備えを重視するなら新型IG81をチェック!
旧型G075がおすすめな人
- スタッドレスタイヤの購入費用を抑えたい
- 新型との価格差が大きい
- 走行環境を踏まえて予算重視で選びたい
- 製造年や販売条件を確認して購入できる
G075も、氷上性能や冬道性能の持続性を考えて開発されたSUV用スタッドレスタイヤです。
新型の性能向上を理解したうえで、価格を優先したい方には選択肢になります。
▼ 価格重視なら旧型G075の製造年と販売状況を確認!
iceGUARD 8 SUVとG075の違いまとめ
iceGUARD 8 SUV(IG81)は、G075より氷上性能14%、雪上性能4%、耐摩耗性能11%向上した新型SUV用スタッドレスタイヤです。
メーカーの試験では摩耗寿命も長くなっており、凍結路面を走る機会が多い方や冬の走行距離が多い方に向いています。
一方、旧型G075も新品で購入できるため、価格差が大きい場合には検討する価値があります。
氷上性能を優先するならIG81、購入費用を抑えるならG075。この違いを基本に、タイヤサイズや製造年、交換工賃まで比較して選びましょう。
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▼ 旧型G075の4本セット価格も比較してみる!

